頭皮の乾燥を防ぎ保湿をするおすすめの方法。
頭皮が乾燥する原因は?

頭皮から潤いがなくなると乾燥してしまい、フケや頭皮環境の悪化の原因となってしまうことがあります。髪のケアをするためにも、頭皮の保湿をしっかりとすることが大切です。頭皮の保湿の方法を紹介します。

頭皮が乾燥してしまう原因

頭皮の乾燥について、肌や髪の乾燥ほど気にすることは少ないのではないでしょうか。しかし美しい髪は健康な頭皮から生まれます。フケなどに代表されるトラブルを防ぐためにも頭皮の乾燥の原因を理解することが大切です。

原因はいくつか挙げられます。そのうち代表的なものは洗浄力の強いシャンプーを使っていること。頭皮に必要な皮脂までを奪ってしまうと、かさかさと乾燥しはじめます。またシャンプーを使う頻度が高かったり、爪を立てて乱暴に洗ったりすることも原因です。そして熱いお風呂に入ると肌が乾燥してしまうのと同様に、熱いシャワーでシャンプーをすると皮脂が流れ落ちすぎて乾燥していまいます。

このように、髪と頭皮を綺麗にするはずの洗髪が原因で、乾燥を引き起こすことがほとんどです。その他紫外線によるダメージや、寒さや空気の乾燥などの外的ダメージ、エアコンの風が直接当たることも頭皮には強い刺激となります。

またストレスや睡眠不足、乱れた食生活も内側から頭皮の乾燥を引き起こす原因です。ストレスがたまったり睡眠不足だったりすると体の血行不良を引き起こします。すると新陳代謝が低下し、頭皮の古い角質がはがれ落ちて新しい角質に変わるターンオーバーが乱れやすくなります。すると頭皮のバリア機能や水分保持力が低下してしまい、結果的に頭皮が乾燥するのです。ターンオーバーを整えるためには良質な睡眠が不可欠。22時から2時までの間に最も活発になるので、この時間帯に睡眠をとることが大切です。

食生活でいえばビタミン不足も問題です。特にビタミンAとビタミンB6が毎日の新陳代謝をより促してくれるので、これらをうまく取り入れバランスの良い食事を摂るよう心がけます。ビタミンA摂取にはニンジンやほうれん草、しそなどを、ビタミンB6のためにはレバーやマグロ、バナナを食べるようにするといいでしょう。

潤いがなくなることによるトラブル

では潤いがなくなるとどのようなトラブルが起きるのでしょうか。大きく分けて以下の5つの症状が現れます。

  1. ・カユミ
  2. ・フケ
  3. ・頭皮湿疹
  4. ・頭皮ニキビ
  5. ・抜け毛

つまり全ての頭皮トラブルは乾燥が1つの原因で起こるといっても過言ではありません。乾燥した頭皮は、水分を保つ機能と雑菌の過剰繁殖を防ぐ機能が低下するので、このようなトラブルのもととなります。

フケには脂性フケと乾性フケがあるのですが、この乾性フケはその名の通り乾燥のしすぎが原因です。これは頭皮の表皮細胞が剥がれ落ちたもの。ターンオーバーが乱れた結果、健康な頭皮であれば目立たずなくなるはずが大きな塊となり剥がれていくのです。

さらに4つの種類がある頭皮湿疹。アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、そして乾皮症皮脂欠乏症湿疹です。この乾皮症皮脂欠乏症湿疹は乾燥を原因とする肌のひび割れやかさかさを指し、特に冬に多く見られます。

しかし乾燥しているのにニキビが出る?それは脂性の場合では?と疑問に思うかもしれません。では頭皮ニキビの仕組みを説明しましょう。

頭皮ニキビの原因はおもにアクネ菌の繁殖。頭皮が乾燥していると雑菌に対する免疫力が低下してしまい、このアクネ菌が異常繁殖します。乾燥してターンオーバーが正常に機能していないと、アクネ菌のエサとなる皮脂が毛穴に溜まってしまうため、居心地のいいアクネ菌はさらに増殖します。こうして痛みの強い頭皮ニキビができてしまうのです。また忘れてはならないのが抜け毛です。髪の毛が伸びるためには多くの細胞の働きが必要です。しかし血行が悪くなり水分不足になると各細胞に栄養が届かず、細胞分裂がうまくいきません。その結果抜け毛が増えてしまうのです。

また忘れてはならないのが抜け毛です。髪の毛が伸びるためには多くの細胞の働きが必要です。しかし血行が悪くなり水分不足になると各細胞に栄養が届かず、細胞分裂がうまくいきません。その結果抜け毛が増えてしまうのです。

頭皮に保湿をもたらす方法

では頭皮にうるおいを与え保湿するには具体的にどうしたら良いのでしょうか。帽子や日傘で紫外線を防ぐ、加湿器を利用するなどして空気の乾燥に備えるなども効果があります。そのほか直接頭皮に触れるシャンプーの見直し、ローションや化粧水を使った保湿の方法を見ていきましょう。

シャンプー

洗浄力の強すぎないシャンプーを選びましょう。アミノ酸系界面活性剤を使っているものは優しく洗ってくれるのでおすすめです。なるべく保湿成分が含まれているものがいいでしょう。そして洗い方にも気をつけます。爪を立ててゴシゴシ洗うのは避け、指の腹を使って優しくマッサージするように洗います。そしてすすぎ残しがないようぬるま湯でしっかり洗い流します。

>詳しいシャンプー方法はこちら

夏などさっぱりしたいからと一日に2度も3度も洗うと必要な皮脂が取り除かれてしまうので、1度にとどめましょう。どうしても洗いたい時はぬるま湯で洗い流すようにします。過度なシャンプーはダメージを与えます。

ドライヤーを使って髪を乾かす際も、地肌に近づけすぎず、なるべく手早く済ませます。

ローション

頭皮ケア用の専用保湿剤を使うことが効果的です。頭皮タイプによってローションやオイルなどさまざまなものがあります。保湿だけでなく抜け毛を防ぐ育毛効果があるものやかゆみを抑えてくれるもの、菌の増殖を防いでくれるもあります。またドライヤーの前に使うとヒートダメージを抑えてくれます。

化粧水

頭皮も皮膚ですから、化粧水を使うのも効果があります。普段顔や体に使っているものを適量手に取り、マッサージするようになじませます。冷蔵庫で冷やして使うと毛穴引き締め効果が生まれ、抜け毛予防に役立ちます。ただし頭皮に使えるものかどうか製品の注意書きを確認してからにしましょう。また頭皮専用のものとは異なりかゆみや雑菌の抑制効果はありません。すでに炎症などのトラブルが起きている頭皮には専用のものの使用をおすすめします。

保湿を保つために、日常のケアを大切に

乾燥が進んでしまうと健康な頭皮に戻すには時間もかかります。シャンプーやローションなどで頭皮のケアを日常的に行い、乾燥予防を心がけたいものです。また食生活や睡眠など生活習慣を見直し、内側から美しい髪と頭皮を作っていきましょう。