髪のベタつきの原因と解消方法。
髪にツヤを取り戻すオイリーヘア対策は?

髪のベタつきは多くの場合皮脂の過剰分泌が原因です。トリートメントなどを試す前に、土台である頭皮に目を向けましょう。スカルプケアは、髪のベタつきと臭い、かゆみの解決を期待できます。

髪がベタついていると気になりますし、清潔感も損なわれてしまいます。夜シャンプーしたのに朝起きると髪がべとべとしていたことはありませんか?なぜ、洗ってもベタついてしまうのでしょうか。体質の問題?いえ、シャンプーの選び方が間違っているのかもしれません。

今回はベタつきの影響から、原因と対策を解説します。

髪のべたつきによる影響

髪がべたついていると頭を重く感じてしまったり、周りから不潔に見えたりしてしまいます。このべたつきの正体は頭皮から分泌される油です。しかし、髪がべたつくほどの油というのはかなりの量と言えますね。

つまり、髪がべたついている時は頭皮も同じようにべたついている可能性大です。

髪のべたつきはそのまま放っておくと髪や頭皮に悪影響が出ます。

まず、頭皮の皮脂が酸化することによってにおいを発生させます。これは皮脂の中で繁殖した細菌が原因です。他には頭をかゆくする、湿疹を作るといった影響を及ぼします。

次に、古くなった皮脂は固まってフケになります。この場合、通常のフケと違ってベタベタするのも特徴です。固まった皮脂はフケとなる他に毛穴を防いでしまいます。ニキビになる場合もありますが、それ以上に髪の成長を妨げる心配があります。つまり、髪が細くなります。

毛穴が塞がれることで、皮膚呼吸がうまくいかないと髪が育ちにくく、そのまま抜けてしまいます。抜けた後も新しい髪が生えてきづらいので髪はどんどん減っていくことになるのです。

髪のベタつきの原因

髪のべたつきは頭皮の皮脂によるものですが、どうして頭皮から過剰な皮脂が出てきてしまうのでしょうか?皮脂の過剰分泌のメカニズムを見ながら知らずにやってしまっているポイントを解説します。

皮脂の過剰分泌

皮脂は本来、肌を守るために分泌されています。このような話題では悪者にされがちですが、肌のうるおいを閉じ込めることで乾燥と紫外線から身を守っているのです。頭皮も顔のように乾燥肌にもなればオイリー肌にもなります。基本的には毎日体を洗っていれば古い皮脂は落ちるので、大した問題はありません。

しかし、何らかの理由で皮脂が過剰に分泌されてしまうと事情が変わります。皮脂が増えすぎると、肌が処理しきれずに酸化してしまいます。これが強いにおいかゆみ毛穴詰まりの原因となってしまいます。では、皮脂はなぜ過剰分泌するのでしょうか?

まずは、食生活やストレスによって皮脂の分泌をコントロールできなくなることが考えられます。他には、ホルモンバランスの乱れも皮脂を過剰分泌させる原因になるでしょう。

そして、頭皮ケアで気を付けたいのが「洗いすぎ」です。髪がべたついている時ほどしっかり洗いたい気持ちはよく分かります。特に男性の方ならよりゴシゴシと力を入れてしまうもの。しかし、これは逆効果です。

頭皮を洗いすぎる欠点は二つあります。まず、必要な皮脂まで奪ってしまうこと。髪を洗うたびに皮脂を無くせば、それを補おうと頭皮はたくさんの皮脂を分泌させます。つまり、皮脂の分泌が不安定になるのです。次に、頭皮そのものが傷んでしまいます。頭皮はデリケートなので、力を入れて洗うと傷つき、水分が蒸発しやすくなります。そして乾燥肌になった頭皮にたくさんの皮脂を分泌させようとします。

ちなみに、乾燥肌を原因で皮脂が過剰分泌している肌のことを混合肌といいます。混合肌になっているときは潤いを保ちながら皮脂を洗うシャンプーを使うことが求められます。

オイリーヘア

髪がべたついた状態のことをオイリーヘアといいますが、オイリーヘアは女性もよく悩まれています。女性は髪を長くしていることや、男性よりも肌が薄いことが原因と考えられます。

オイリーヘアになりやすい頭皮は、髪を洗ってからわずか10分後には皮脂が出てきます。逆に1時間を超えても皮脂が出ない場合は頭皮が乾燥状態にあります。つまり、一般的なオイリーヘア対策の目標は皮脂が出るまでの時間が10分以上1時間以内となります。

べたつきを解消してツヤを取り戻す対策

このように、髪のベタつきを解消するためには「どう髪を洗うか」よりも「どのように頭皮をケアするか」が大切というわけです。頭皮をケアすることで髪もサラサラ、つやつやになることを期待しましょう。では、対策を見ていきます。

シャンプーの選び方

シャンプーを選ぶときは程よい洗浄力で、頭皮を傷つけないアミノ酸系のものがおすすめです。アミノ酸系とは、アミノ酸由来の界面活性剤を使っているシャンプーのことをいいます。ちなみに、洗剤としてメジャーなものは石油系界面活性剤が使われています。

さらに、頭皮への優しさを考えるならうるおい成分が配合されているものもいいでしょう。化学物質に弱い人は自然由来の成分をチェックするのもよい選択だと思います。

シャンプーの方法

まず、皮脂が気になる人でもシャンプーは1日1回でOKです。これ以上洗うと皮脂が足りなくなってしまいます。シャンプーをするときは指の腹を当て、力を入れずに動かし、シャンプーが残らない様にしっかり洗うことです。

シャンプーは強い効果を持つので、原液のまま頭に付けるのはやめましょう。少量を手のひらで泡立ててから優しく洗います。洗い心地はさらさらでなく、少し潤いを感じるくらいがベストです。

まとめ

このように、髪がべたつく原因は頭皮にあります。頭皮のケアはすぐに達成できるものではないので、数週間、数か月をかけて少しずつ改善していきましょう。髪のベタつきが減る中で、フケや臭い、かゆみも改善されていきます。