パラパラした細かいフケが肩に!? 乾燥によるフケの原因とその対策

頭皮の乾燥が原因のフケ(乾性フケ)は、細かくサラサラと自然と落ちることが特徴。特に空気が乾燥している冬に症状が出やすくなります。でも「洗髪」「保湿」のちょっとしたコツで改善できる場合も。このページでは、乾性フケの原因と対策について詳しく解説します。

乾燥が原因のフケの特徴

「スーツの肩をふと見たら、びっしりフケが落ちていてギョッとした」。冬になると多くなるお悩みです。ふと気付くと生え際やこめかみの毛に細かなフケが絡んでいることも。「不潔に思われてしまうのでは…」と内心穏やかではいられませんよね。フケには、大きく分けて「乾性タイプ」と「脂性タイプ」の2種類あるのをご存知ですか?

パラパラタイプは「乾性フケ」
頭をかくと、粉雪のように細かく落ちてくるフケです。手で払うとパラパラと下に落ちていきます。乾燥肌の人やアトピー性皮膚炎気味の人、生後間もない新陳代謝が活発な赤ちゃんにも多く見られます。
ベタベタタイプは「脂性フケ」
皮脂と混ざってしっとりしています。髪の毛の間に挟まっていたり、頭をかくと比較的大きめのサイズで落ち、爪の間に詰まったりします。

頭皮の乾燥とフケの原因とは

パラパラした乾性フケの正体は、乾燥して剥がれ落ちた角質です。空気の乾燥のほか、ストレスや不規則な生活、病気などの内的な要因、またシャンプーやカラーリングによる頭皮の肌荒れなどさまざまな要因によって起こります。一つひとつ見ていきましょう。

1.季節的要因
乾性フケが増えやすい季節は冬です。肌や頭皮にとって快適といわれる湿度は60~65%。ところが10月から5月になるまで60%を上回ることがありません。つまり1年のうち7カ月は、乾燥の季節が続くのです。寒さによって血行不良になると、肌や頭皮の乾燥はますます進みます。かといって、暖房をつけると、部屋の湿度は一気には20%台まで下がることも。冬の熱いお風呂も皮脂を奪う原因となり、乾燥はさらにエスカレートします。また頭皮は、紫外線によるダメージにも注意が必要です。
2.体調不良
頭皮は生活習慣の影響がダイレクトに出やすい部分。ストレスフルな生活や睡眠不足、脂っぽい食事が続くと、フケがひどくなる場合があります。体がストレスを感じると自律神経の働きが弱まり、循環器、リンパといった「体のめぐり」が悪化。末端に十分な栄養分や酸素を届けられず、頭皮が荒れてしまうからです。
3.栄養不足
食事を減らすダイエットをしていると、カサカサのフケが増えることがあります。原因は主に栄養不足。特にホウレン草などの緑黄色野菜やレバーに多く含まれるビタミンAが不足すると、皮膚や粘膜が弱り、乾燥して角質がめくれ上がりやすくなります。また「美肌ビタミン」と知られるビタミンCや「アンチエイジングの要」ビタミンE、「元気のもと」として知られるビタミンB、肌にハリを与え、水分とみずみずしさを保つコラーゲンや、自己免疫力をあげるミネラルが不足すると、頭皮の乾燥を進行させます。
4.パーマやカラー剤による刺激
髪より頭皮に刺激やダメージを与えるといわれるのが、パーマやカラーリングです。パーマ液やカラー剤には、頭皮の荒れ、皮膚炎のほか、時にはアレルギーにつながってしまう強い成分が含まれているためです。「美容院に行ってからかゆくなった」「フケが出て数日たっても治らない」という場合は、しばらくパーマやカラーリングの使用を中止しましょう。どうしても施術するときは、別のパーマ液やカラー剤を試したり、事前にしっかり頭皮をケアオイルでガードするなどの工夫をしましょう。
5.病気
アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、乾癬、色素性乾皮症などはフケの直接的な原因になります。しかし、内科の病気でも頭皮の乾燥を引き起こす場合があります。たとえば皮脂分泌をコントロールしづらくなる甲状腺や下垂体の機能低下、体内の水分量を減少させてしまう糖尿病、尿崩症などが挙げられます。
6.加齢
年をとると、若いころのようにお肌のしっとり感はなくなります。これは角質層の間を埋めていた細胞間脂質や、真皮層で肌のハリを保っていたコラーゲン、ヒアルロン酸の量が減っていくから。全身の皮膚に同じことが起こるので、当然頭皮も弾力を失い、潤いがなくなるにつれてフケが増えていきます。
7.シャンプー
頭皮の乾燥の原因として、意外に多いのが「シャンプーのしすぎ」。フケが多いと、「汚れている」と勘違いして、必要以上に洗う方が多いのです。皮脂は、頭皮を外部の刺激やアレルゲンなどの異物からガードする“バリア”の役割を果たしていますが、石油系界面活性剤入りの洗浄力の強いシャンプーなどでゴシゴシ洗うと、必要な皮脂まで洗い流してしまいます。また爪を立てて洗うと必要な角質が剥がれ、頭皮についた細かい傷から炎症に発展して、ピリピリムズムズの悪循環を招きます。
8.水質
頭皮の乾燥の原因は、普段使う「水」にも隠れています。海外で毎日シャワーを浴びていると、肌がつっぱったり、髪がゴワゴワになることがありますが、これは水のミネラル分の多さ=硬度が関係しています。そのため、ヨーロッパの一部など硬水の地域では、毎日髪を洗う習慣がありません。日本は基本的に軟水ですが、地域によって違い、関東以南は硬度が高め。また水道水には、髪や肌にダメージを与える塩素も含まれています。お風呂の水をビタミンCで中和したり、シャワーヘッドをつけかえるなど、肌にやさしい水に変えると、頭皮ダメージが改善することがあります。
9.薬
薬の副作用で気づかない間に乾燥肌になり、フケが増えていることもあります。特にアレルギー体質やアトピー性皮膚炎の方は肌が過敏なため、普段飲んでいる薬に原因がないかどうかチェックしましょう。

乾燥フケに効果的な頭皮ケア対策

乾性フケの改善は、「洗い方の見直し」「保湿」がポイントになります。特に注意したいのが「洗いすぎないこと」。フケを改善できた人の中には「アミノ酸系シャンプーに変えて、洗う回数を3日に1回に減らし、そのほかの日はお湯だけで汚れをすすぐようにしたらよくなった」という例もあります。洗髪後は育毛剤などで保湿して、頭皮環境を整えましょう。

地肌をいたわる洗髪方法に変える
フケが気になって、1日に何度も髪を洗っている人は、今すぐやめましょう。洗い過ぎは地肌に必要な水分・油分を奪ってしまいます。逆に皮脂の過剰分泌やにおいの元にもなるので、シャンプーは1日1回以下に減らしましょう。洗髪の際は、髪のもつれをほぐし、よくすすいでからシャンプーをします。特に重要なのは爪を立てず、力を入れず、指の腹で軽くもむように洗うこと。後頭部、耳の周りを洗ってから頭頂部へと、順番を意識するのもポイントです。最後はたっぷり時間をかけて丁寧にすすいでください。
乾燥肌・敏感肌向けのシャンプーに変える
地肌の皮脂をごっそり落とす石油系界面活性剤入りシャンプーを使うと、乾燥をますます進行させてしまいます。成分に「ラウリル硫酸(ナトリウム)」と書いてある商品は避けましょう。替わりにマイルドな洗浄力のアミノ酸系シャンプーに変えてみてください。頭皮のかゆみなどの不快感が減り、頭皮が潤った状態に戻れば、フケがおさまる可能性が高まります。そのほかのシャンプーを選ぶなら、下記に注目してください。
  • ・オイル系シャンプーなら、石油系ではなく馬油や植物オイルなど天然由来のオイルが主成分のものを選ぶ。
  • ・石鹸系シャンプーなら、洗浄力の強い弱アルカリ性はやめて、弱酸性を選ぶ。
  • ・薬用シャンプーなら、「アラントイン」など乾性フケに効果のある成分入りを選ぶ。
オイルやローションで保湿する
昔からヘアケアに使われてきた椿油は、皮脂にも含まれる「オレイン酸トリグリセリド」を多く含んでいます。そのため、毛穴に詰まった余分な皮脂汚れを浮かせて効果的に落としつつ、乾燥も改善させることができます。使い方は簡単です。シャンプー前の乾いた頭皮に、マッサージするように塗って3~5分おいてからシャンプーするだけ。乾かした後も地肌のしっとり感が続きます。ホホバオイルやあんず油も、同じ使い方ができます。頭皮環境を整えるために、洗髪後は、ぜひ育毛剤などで保湿を。和漢植物エキスやヒアルロン酸など、肌にやさしい保湿成分が含まれた商品がおすすめです。
ブラッシングや頭皮マッサージで血行促進
シャンプー前にブラッシングするひと手間で、毛穴に詰まった皮脂や余分な角質が取れやすくなり、フケ予防につながります。力を入れず、頭皮をマッサージする感覚で行うと血行も改善。地肌のターンオーバーの改善につながります。洗髪後の育毛剤でのマッサージと併せて、ぜひ試してみてください。
コラーゲンを摂取する
お肌のケアと同じで、体内から保湿することは頭皮の乾燥対策にも有効です。特に注目したいのがコラーゲンです。新しい皮膚を生成する真皮層の約70%を占める成分なので、意識してとると頭皮のターンオーバーの正常化に役立つことも。地肌の潤いと弾力アップのために、ぜひ積極的にとりましょう。

乾性フケ対策は乾燥肌対策と同じ

肌にやさしい洗浄成分と水を使い、洗いすぎない、保湿する、バランスよく栄養をとる…。こうしてみると、頭皮のフケ対策も乾燥肌対策と同じ。「保湿」が何よりも大切だということがお分かりいただけるでしょうか。上記のような対策を続けてもフケやかゆみが改善しない場合は、迷わず皮膚科に相談しましょう。

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