アイラインのアートメイクで後悔しないために

ノーメイクになっても平気!温泉やプールでも落ちない!という触れ込みから、気軽にアートメイクを施す人が増えています。しかし、自分の意向と違った、メイクの流行りが変わってしまったなどの理由で「やっぱり元に戻したい…」と悩む人もまた増えているのです。施術後に後悔をしないために、アートメイクについてきちんと知っておきましょう。

アイラインのアートメイクってどうやるの?

アートメイクをほどこすパーツの中でも代表的なのがアイライン。アイラインのアートメイクが希望される理由としては、次のようなものが多くなっています。

  • ・メイクが苦手
  • ・左右で目の大きさが違う
  • ・メイク時間を短縮したい
  • ・スイミングなどで水に入る機会が多いため、その都度メイクを直すのが面倒
  • ・スポーツや仕事で汗をかく機会が多いため、メイクがすぐ崩れてしまう
  • ・目元をはっきりとさせたい

アイラインのアートメイクに関する詳細について、以下に詳しくご紹介します。

施術の流れ

1日目
1.カウンセリング・デザイン決定
仕上がりの希望や肌の状態を確認しながら、アイラインのデザインを決定します。トラブルを防ぐために、カウンセリングには十分な時間を確保しているクリニックが多数となっています。

2.麻酔クリームの塗布
施術中の痛みを緩和させるため、アートメイクを入れる箇所に麻酔クリームを塗布します。個人差はありますが、麻酔の効果が現れるまで30分ほど待機します。

3.施術(1回目)
カウンセリングで決定したデザインに沿ってアートメイクを開始します。施術にはニードル(針)を用い、肌の表皮から約0.01mm~0.03mmほどの深さの部分へ人体に無害な色素を入れてゆきます。クリニックによって、医師が手彫りで着色を行う場合とマシンで着色を行う場合があります。施術時間はおよそ20分~30分です。

4.確認
1回目の施術が終了した時点で鏡による確認を行います。デザインに問題がなければ施術箇所を冷やして1日目は終了です。
2日目
1.施術(2回目)
1度だけの施術では十分に色素が定着しない場合があるため、通常は2度の施術を行います。1回目の施術から2週間程度経過したあたりが2回目の施術を行う時期の目安となります。

2.確認・最終調整
2回目の施術が終了したら、鏡による確認と最終調整を行います。デザインや色の入り方に問題がなければ施術箇所を冷やしてアートメイクの施術が終了となります。

3.ダウンタイム
1回目・2回目ともに施術後にはダウンタイムが発生します。施術後の肌は普段より敏感になっているため、乾燥しやすくなったりかさぶたができたりする場合があります(数日で軽快します)。そのため、施術後3日~4日は化膿止めの軟膏を塗りながら様子をみなければなりません。施術部位のメイクやコンタクトレンズの着用は控え、洗顔などの刺激や日焼けにも注意が必要となります。万が一アレルギーや炎症を起こしてしまった場合はすぐに施術を行ったクリニックの診療を受けることが大切です。

4.金額
アイラインを両目の上下どちらかのみに入れたい場合は15,000円~50,000円、両目の上下どちらにも入れたい場合は25,000円~85,000円あたりが料金の相場です。施術保証期間が過ぎてから修正をしたい場合や追加で色を乗せたい場合は、1回につき10,000円~20,000円程度かかるケースが多くなっています。
アートメイクは消えるの?
アイラインはアートメイクの中でも特に色素の定着率が高く色持ちも良いため、完全に消えることはないと考えた方が良いでしょう。時間の経過や肌自体の新陳代謝によって多少薄くはなりますが、元の状態に戻ることはほぼありません。“アートメイク”という響きから気軽に施術を受けて大丈夫という気分になってしまいがちですが、針を使って皮膚の下に着色するという方法は刺青(タトゥー)と同様のもので、刺青との違いは「色を入れる深さが浅いか深いか」といった点のみなのです。アイラインのアートメイクを希望する場合は、そのことをしっかりと覚えておきましょう。
アイラインのアートメイクを消す方法
自然にまかせていてはアートメイク前の状態へ戻すことが難しいアイライン。では、アイラインのアートメイクを消す方法はあるのでしょうか?

コンシーラを使う

物理的に色素を取り除くのではなく、アートメイクの上から肌色を乗せてアイラインを隠してしまう方法です。まつ毛の生え際の皮膚は薄くデリケートにできているため、コンシーラをしっかり塗ろうとするあまりに過剰な刺激を与えてしまったり、目の中にコンシーラが入ってしまったりしないよう十分に注意しながら行いましょう。

レーザーで除去する

刺青の除去と同じく、アートメイクの除去にもレーザーが使われます。眼球にレーザーが当たらないように保護しながらアイライン部分へレーザーを当ててゆきます。しかし、目元をはっきりさせたいと考えるあまり、アイラインのアートメイクは他の箇所に比べて色素を濃く入れる人が多い傾向にあります。そのため、レーザーでも完全には除去できないケースがほとんどです。レーザー照射を繰り返すことは皮膚にも大きな負担となりますので、無理な除去は行わないことが無難と言えます。