フケを治すには皮膚科に行くべき?その治療方法と効果

皮膚科でのフケ治療は保険が適用されるのをご存知ですか?シャンプーや洗髪方法、生活習慣を変えてもフケがよくならない場合、皮膚科で診察・治療を受けましょう。顕微鏡で水虫・シラミかどうかを確認しますが、多くの人は脂漏性皮膚炎と診断されます。薬や完治までの期間など、詳しく解説します。

どんな場合に皮膚科に行くべきか

シャンプーを変えて、規則正しい生活を心がけても、フケがほとんど改善しない…。そんなときは、迷わず皮膚科で相談しましょう。下記のような病気の可能性があります。放っておいたり、誤った自己流ケアを続けたりすると、抜け毛や化膿などさらなるトラブルにつながりかねません。

・脂漏性皮膚炎
「髪を洗って24時間以内に、髪の毛が束になるほど脂っぽくなる」「指で頭皮を触るとしっとりした大きめのフケが爪の間につまる」「頭皮が赤い」「眉毛や鼻、耳の周りも赤く、ところどころ細かい皮膚のはがれが見つかる」。こんな症状にお悩みの場合は「脂漏性皮膚炎」の可能性があります。原因は皮膚の常在菌の一つ・マラセチア菌というカビ(真菌)の一種が増えすぎること。放っておくと頭全体がフケだらけになり、硬い皮で覆われたり、顔、首、耳裏、胸、背中、わきの下、足の付け根などに、カサカサの皮むけや赤い円斑が浮き出てくることもあります。
・尋常性乾癬
皮膚が赤く盛り上がり、その上を白く乾燥した角質が厚くかさぶたのように覆っていて、一部がポロポロとフケ状にはがれ落ちる。こんな症状があれば「尋常性乾癬」かもしれません。原因ははっきり解明されていませんが、感染症ではなく、遺伝+環境の掛け合わせが作用しているといわれています。自然に治ることがなく、慢性化するので、根気強く皮膚科で治療する必要があります。
・白癬(水虫)
頭皮のかゆみ、多量のフケに加え、はっきりとした境界線を境に、頭皮の一部が脱毛してきた場合は、「頭部白癬」、いわゆる「しらくも」にかかっている可能性があります。原因は足にできる水虫と同じ。皮膚の常在菌の一つ、癜風菌というカビ(真菌)の一種により発症します。
・シラミ
耳の後ろや後頭部のかゆみが強いなら、髪をかき分けてよく見てみてください。髪の根元に白いフケのようなものがついていませんか? 爪でしごいてもなかなか取れない場合、それはアタマジラミの卵である可能性大です。シラミが寄生していると、血を吸われてかゆくなり、かきむしったために頭皮の角質がフケ状に落ちることがあります。成虫は夜の間に髪の根元1cm以内に卵を産み付けます。大人の場合、タオルや寝具、ブラシの共用で感染するケースがほとんど。シラミと診断されたら、目の細かいシラミ駆除専用の櫛で退治することで治ります。

脱毛が伴う場合、違う病気の可能性も

脱毛を伴うフケにはもうひとつ、「粃糠(ひこう)性脱毛症」の可能性もあります。症状や経過は脂漏性皮膚炎とよく似ていて、こちらも常在菌の異常繁殖が原因と言われています。ただ大きく違うのは、粃糠性は乾性フケである点。カサカサの細かいフケが大量に出てカサブタ状になり、毛穴につまって雑菌が増え、炎症を起こして毛が抜けやすくなるのです。男性型脱毛症(AGA)は回復しづらいといわれますが、脂漏性皮膚炎や粃糠性脱毛症の場合は、正しく治療すれば必ず治るのでご安心ください。

皮膚科で治らないことがある?

ストレス、睡眠不足、喫煙、脂っぽい偏った食事など、頭皮には生活環境の乱れがダイレクトにあらわれやすいと言われています。いくら皮膚科で処方された薬を使っても、フケの根本原因となる洗髪や、ライフスタイルを見直さなければ改善しないことも。病院に行く前に、自分でできるだけ規則正しい生活を心がけるようにしましょう。

どんな病院に行くべき?

フケやかゆみが病院で治療できるとは、あまり認知されていないかもしれません。でも、保険診療が受けられるのは、皮膚の病気だと認識されている証拠。では皮膚科専門医院と総合病院、美容皮膚科のどれに行けばよいのでしょうか?フケの症状は、ほとんどがカビ(真菌)が原因の脂漏性皮膚炎と診断されるケースが多いのですが、誤った薬を使うとさらに炎症につながることも。多くの頭皮の悩みを治療してきた皮膚科専門医院では、顕微鏡などを使って、その場で正確に診断をしてくれるのでおすすめです。また総合病院なら内科ではなく、皮膚科を受診しましょう。美容皮膚科では、保険外の施術や化粧品をすすめられる場合もあります。基本となるフケの保険診療を診療項目に入れているかどうか、事前に確認することをおすすめします。

どのような治療が行われるの?

皮膚科では、まず顕微鏡でフケを調べ、シラミや白癬菌といった感染症にかかっていないかを確認します。そのため、フケをあえて落とさずにつけたままの状態を見せたほうが良いと言えます。多くの場合、脂漏性皮膚炎と診断されますが、皮膚の状態に合わせて、炎症を抑えるステロイド剤、マラセチア菌の働きを抑えるための抗真菌剤などの塗り薬で治療をするのが一般的です。そのほか、かゆみ止めやビタミンの内服薬を処方したり、頭皮のスチーム、温パックや点滴、体質改善や食事のアドバイスをしてくれる病院もあります。「シャンプーだけ/飲み薬だけ処方されて改善しなかった」「ステロイド剤を使うといったんかゆみが収まるが、使わないと再発する」という例もあります。頭皮のフケは原因が多岐にわたるため、医師は見当をつけて治療方針を決定します。どの薬で効果が出るかによって原因を探り当て、合う治療法にたどり着けることも。そのため、1度ですぐ改善されないからと病院を変えずに、医師と相談しながらしばらく治療を進めることをおすすめします。

どんな薬が処方されるの?

ほとんどの人が該当する脂漏性皮膚炎の場合、まず塗り薬を処方されるのが一般的です。

  • ・炎症を抑える「リンデロン」などのステロイド外用薬(かゆみ止め)
  • ・マラセチア菌の繁殖を抑える「ニゾラール」などの抗真菌剤(カビ止め)

また、その効果を補完するために、飲み薬が処方されることもあります。

  • ・かゆみを抑える「抗アレルギー薬」「抗ヒスタミン薬」
  • ・皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を正常に近づけるための「ビタミンB2」「ビタミンB6」

カビによるフケ止めの効果があるミコナゾールを配合したシャンプーを病院で紹介されることも。もし合えば、症状が軽くなるので、ぜひ試してみてください。

一方、地肌の乾燥が原因の乾性フケの場合は、頭皮の乾燥を防ぐ保湿ローションや、かゆみを抑えるステロイド外用薬を処方されることがあります。

どんな薬が処方されるの?

・洗髪:まず改善したいのはシャンプーです。マラセチア菌抑制効果があるミコナゾール硝酸塩を含んだシャンプーは、脂漏性皮膚炎に効果的。選ぶ際は、強い洗浄力がある石油系界面活性剤は避け、アミノ酸系など肌にやさしい洗浄成分で洗える商品がおすすめです。アンファーの「DメディカルbyスカルプD フケ・かゆみ用シャンプー」は、そのどちらにも当てはまっている商品。独自開発した次世代アミノ酸系洗浄剤「アミノウォッシュ+(プラス) 」配合し、必要な潤いは残しながら、毎日のシャンプーで効果的にマラセチア菌の増殖を防ぎます。洗い方も指の腹でマッサージするように「やさしく」を徹底してください。爪を立ててゴシゴシ洗うと、皮脂をごっそり取ってしまったり、角質を剥がして傷つけ、炎症を加速させてしまいます。

・髪形:マラセチア菌は、カビの一種なので、皮脂と湿気が大好きです。思い切ってヘアスタイルを短くすると風通しが良くなり、薬も塗りやすくなります。

・食事:人によっては食事が原因を作っている場合もあるため、脂漏性皮膚炎の改善には食生活の改善が欠かせません。肌荒れを起こす便秘にならないように、食物繊維を多く摂ることをおすすめします。肌の健康を促進するビタミンA、B、C、Eはぜひ積極的にとりましょう。特に肌の新陳代謝を正常化してくれるのがビタミンB群。脂漏性皮膚炎の内服薬で出されることもある成分です。ビタミンB群はレバー、たらこ、豚肉、かつお、菜の花、ほうれん草などによく含まれているので、メニューに取り入れてはいかがでしょうか。一方、避けたほうが良い食品もあります。精製された砂糖、マーガリン、脂肪分の多い肉類、香辛料やコーヒーなどは、フケを増やす刺激となります。できるだけ減らすようにしましょう。

・睡眠:不規則な生活をしていた人が、1日6時間以上ぐっすり眠るようにしたところ、フケがだいぶ改善したという例もあります。特に夜10~深夜2時は肌の再生を促すホルモンが分泌される時間帯。この時間に深い眠りについていられるようにすると、頭皮環境がより改善する可能性があります。さらに、ストレスを適度に発散させて、ため込まないこともフケの改善には重要です。

ステロイドって良くないって聞くけど大丈夫なの?

使い続けると依存性が高まり、副作用が出るといわれるステロイド(副腎皮質ホルモン)。処方されると、心配になる方もいらっしゃるかもしれません。でも、かゆい→かく→角質がはがれてフケが出る、という悪循環が慢性化している場合、まずは医師の処方薬で炎症を鎮めてからでないと、頭皮環境改善のスタートラインに立てません。短期間でしっかりと治療効果をあげるためには、医師の指導する量・回数を守って使用しましょう。連続使用は2週間を目安にすれば、安全性に問題はありません。もし薬をきちんと使用してもかゆい場合は、ステロイド含有量が少ない可能性があります。医師と相談しましょう。

どれくらいで治る?完治までの目安

正しい治療法に出会えると、「病院に行ってからとたんに改善した」「もっと早くいけばよかった」という人が多いは事実。ただ、脂漏性皮膚炎の治療期間は、生活習慣やシャンプーの合う・合わないが作用するため、個人差は大きいといえるでしょう。目安として、①2週間以内にステロイドで炎症を抑える→②炎症が収まり次第ステロイドを中止し、次の2週間は、抗真菌剤だけで様子を見るという流れが一般的です。

早く治すには医師に相談を

あるネット上の掲示板に、中学生から15年以上フケに悩んでいた方が、皮膚科の受診がきっかけで劇的に症状が改善したという例が載っていました。その方いわく、「フケは体質。医者にみせるものではないと思い込んでいた」とのこと。不快な症状にお悩みなら、我慢せずに受診しましょう。並行してシャンプーの見直しと洗い方の改善、生活環境の改善に取り組めば、あなたもきっと爽やかな頭皮を取り戻すことができます。

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